2009年8月号は パパンくんをご紹介です♪
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お気に入りの場所でくつろぐパパンくん☆
「マイペースが長生きの秘訣だニャ♪」

パパンくんと坂上さんとの出会いは今から16年前。
「子猫もらってください」 と言うポストに投函されたフリーペーパーの記事が縁でした。

純血種の繁殖をしていた、あるブリーダー宅で産まれたミックスの猫。 お父さんは、スコティッシュフォールド。 お母さんは、 ラグドール。

生後三ヶ月を迎えた頃に初対面しますが、そこにいた兄弟は5匹で、どの子も生後三ヶ月と言う割りに大きな印象。  「ひょっとして、もうちょっと誕生日は前なんじゃないのかな…?」 と、そんな事が頭をよぎったそうです。

そんな兄弟の中から、「この子が一番、暴れん坊です!」 と抱かせてもらったのがパパンくん。 確かに抱いた手の中で唯一暴れて みせた子猫で、勝気な雰囲気と一匹だけ鼻がブチで3枚目な雰囲気に一目惚れの坂上さんでした♪

お家に迎えてからは その暴れん坊ぶりに泣き笑いの毎日。 日一日、すくすくどんどん成長し・・・、大人になる頃には10Kgに とどく大きな大きな猫ちゃんになりました!!

そんなパパンくんが1歳を迎えた頃、体調を崩し動物病院へ駆け込んだ事があったそうです。

血液検査・・・、レントゲン撮影・・・。 心配で心配でたまらず・・・、今にも泣きだしそうだった坂上さんに獣医さんが言った 言葉は・・・、「この子は大丈夫! 長生きしますよ~~こんなに立派な骨格の猫はそういないもの!(笑)」

確かに普通の猫ちゃんとは明らかに違うサイズである事を証明するレントゲン写真。 「泣きそうだった私も思わず笑ってしまったのが ついこの前の事のようです」 とおっしゃる坂上さん。

その存在は見た目の大きさだけでなく共に暮らす月日を重ねるほどかけがえの無い大きな大きなものになっているそうです☆

坂上さんがお出かけの時、私達がお世話に伺うと、時々坂上さんと間違えて玄関までお出迎えに来てくれているパパンくん。  「あれ?」 と不思議そうなお顔をした後、キョロキョロと周りを見回しております。

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「あれ?もしかしてボクお留守番かニャ!?」

 

とっても大柄なパパンくんのお気に入りはお仕事部屋の床でゴロ~ンとなることですが、最近は人用のおトイレも気に入っているよう です☆

「姿が見えないなぁ?」 と思うと、ほとんどはおトイレの隅で休憩中...
そして、休んでいる時はキチンと前足を組んで伏せているパパンくんです。

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「これがボクの“こだわり”ってやつかニャ♪」

 

お世話中ふと視線を感じて振り返ると、廊下でちょこんとお座りをして私たちの様子を観察!?

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「お姉さん今度は何やってるのかニャ?」

 

そんな様子でお留守番中もマイペースに のんびりと過ごしています♪

この秋で17歳を迎えるパパンくん。 1歳の頃、獣医さんから言われたとおり、元気な長生き猫ちゃんになりました♪

「年齢を重ね、体重も随分軽くなり、毛の艶も若い頃とは違います。 性格も勝気さよりも甘えん坊さが際立つこの頃。

最近は食べムラも激しくて心配になる事もありますが、若い頃と変わらない綺麗な目と、しっかりした歯、相変わらずのマイペースさで、 まだまだ元気でいて欲しいと願っています」 と最後にお話ししてくださった坂上さん。

そんな坂上さんの愛情に包まれて毎日を過ごす、とっても幸せなパパンくんなのです☆