2007年10月号は 権乃助くんをご紹介です♪
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「ゴハン食べたから寝ようかニャ?」
よく食べ、よく寝る! 長生きの秘訣です♪

原さんには、「うちの爺さん」 とも呼ばれている権乃助(ゴンノスケ)くん。

原さんの手元に残っている最も古い権乃助くの写真が1986年11月のもの。 その年の4月に原さんのご両親の元にやってきたので、今年で21歳になったことになります!(キャットワンのお客様では最年長です☆)

原さんが独立するのを機に、お父様が、「寂しくないように猫を飼いたい!」 とおっしゃったのがきっかけで、原さんの先輩の家から真っ白な和猫を譲り受けたのが権乃助くんとの出会いでした。

静岡から東京に連れて来た頃は耳の大きい真っ白なかわいい猫ちゃんでした♪ その後、原さんのご両親に育てられたので、 この頃の権乃助くんにとって原さんは、“自分を連れて来たおねえちゃん” として覚えられていたようです。

そして、5年前にお父様が、4年前にはお母様がご自宅でお亡くなりになり、お2人を見送った権乃助くんと原さんがそれを期に同居する こととなりました。

お母様が寝たきりでお家にいた頃は、まるで番人のように足下に寝そべっていた権乃助くん。 でも時にはそこで吐いてしまったりして 怒りをかってしまうなんてことも♪

そのころから、往診に来ていたお医者さんに、「この猫、おじいちゃんだね~」 と言われていたそうですが、今はもっとお爺ちゃんです☆

そんな権乃助くんのことを原さんは、「なにぶん歳が歳なので、ほとんどを寝て過ごしています。 まるで 行き倒れているようにベタッと。

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「行き倒れてなんかないニャ~ ZZZ・・・」

 

伸びをすればふらつくし、トイレにいけば外にはずすし、『一歩前へ!』 という標語を貼りたいくらい!!」 と、そして、

「歳をとってから急に志向が変わったのか、魚系のごはんを食べなくなって、なぜかビーフ系のウェットフードを好んで食べるように なっています(人と逆?? )。

真っ白だった身体も、黄色いような茶色いようなくすんだ毛が増えてきています(これも人と逆?)。 あと、耳に、「シミ」 ができ てきましたね。(これは人と一緒 笑)」 とおっしゃっていました。

私たちが権乃助くんのお世話に伺うと、いつも大体おやすみ中ですが、時々は起きてお出迎えしてくれることもあります。

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「んっ? 誰か来たのかニャ?」

 

長生きの秘訣か、食欲はとっても旺盛で、ゴハンの用意を始めると所定の場所に移動して、大好きな缶詰が出てくるのをジッと待ちます。  そして、お腹いっぱいになって満足するとまたおやすみしてしまう権乃助くんです☆

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「ファァ~、そろそろ寝ようかニャ~♪」

 

朝、原さんを起こすときは元気な権乃助くん(お腹が減っているわけですね)。 ベッドに飛び乗り、原さんの胸のうえをズカズカと 往復して歩きます。 それでも起きないと、足の方を向いて胸の上にデンッと座り、長いしっぽで原さんの顔をサワサワと・・。

そしてゴハンをもらい満足するとやはりまたすぐ寝てしまうそうです。 「もらえれば用はないさ!」 という感じで・・・。

「こんな老猫ですが、おだやかに、一日も長く生きていて欲しいと思っています。 皆さんのかわいいペットも健やかに長生きします ように。 爺さんともども、お祈りしています」 とおっしゃる原さんなのでした♪