2005年8月号は ぷりんちゃん&まろんちゃんをご紹介です♪
friend111
クリクリおめめでご飯を待つ、ぷりんちゃんと、まろんちゃん♪

小さい頃から犬を飼っていた奥様と、犬は好きだけど一度も飼った経験の無い旦那様は、日頃から 犬を飼いたいと考えていましたが、ご結婚されてすぐに住んでいたマンションはペット不可だった為、 「もう少し我慢しようね~」 とお話していたそうです。

ご結婚から半年ちょっと過ぎた頃、旦那様のご実家の近くにペットショップが出来ていました。 「ちょっと覗くだけ!」 と見に行ったところ、ふにゃ~っとした顔で眠っている可愛らしい仔犬を発見!

あまりのかわいさに二人とも釘づけになっていると、店員さんが、「抱っこしてみますか?」 と声をかけてくれました。 抱っこさせてもらうと、「ぎゅ~」 っとしがみついてきます・・・。 「かわいすぎる・・・。」 と思った瞬間、旦那様が、「この子連れて帰ります」 と言っていました(*^▽^*)  そうして、ぷりんちゃんは吉村家に迎え入れられることになりました!

そのペットショップは全国のブリーダーさんと直接会って話しをし、営利目的だけでなく、本当に犬のことが好きで大切に繁殖させているブリーダーさんとのみ契約をして、店長さんが直接子犬達を迎えに行くというところでした。

お店の雰囲気もとても良く清潔で、店員さんもみなすごく親切だったので、「ここの子なら!」 と思ったのも吉村さんご夫妻が即決できた理由の一つでした。

その日から楽しい日々が始まりましたが、お住まいがペット不可だった為、お散歩は夜にこっそりと行って、いつバレるかビクビクしながら過ごす日々・・・。

そんな感じで3ヶ月ほど経ったころ、こそこそするのにも疲れたご夫妻は、ぷりんちゃんもかわいそうだと考え、決心して近くのペット可マンションに引越すことにしました。

ペット可のマンションに引っ越した開放感と、お留守番が多く一人では ぷりんちゃんが可哀想という気持ちから、 同じペットショップに、「チョコタンの女の子が来たら声かけてください!」 とお願いをしておきました。 それからほどなくしてやってきたのが、まろんちゃんです。

まろんちゃんが来ると今までのほほんとしていた ぷりんちゃんは一転してジェラシーっ子に!  吉村さんも、何でも出来るだけ ぷりんちゃんを優先していたようですが、あまり効果は無かったみたいです( ̄◇ ̄;  しかし、まろんちゃんは喧嘩をしながらも、ぷりんちゃんをとても慕っていて、お散歩の時に ぷりんちゃんが見えなくなったり、別の道を行こうとすると後ろを振り返り振り返り・・・しまいには歩かなくなってしまうほどなのです。

そんな、まろんちゃんですが、ぷりんちゃんは比較的おっとりとしていた為、フードを入れたかごを手の届くところに置いていても全く問題ありませんでしたが、まろんちゃんはとっても食いしん坊で油断できません!

ゴミ箱もあさってしまう為、すべて蓋付きにし、フードも上の棚へ。 しかしある日、うっかりフードを入れたかごを床に置きっぱなしにして外出してしまった時には、帰ってみると案の定 フードが散乱・・・半分以上あったフードも殆ど無くなっていました・・・。 まろんちゃんはお腹がはち切れんばかりにパンパンになり、ソファに乗ることも出来なくなっていました。  その後3日間断食を敢行したそうです。。。

また別の日には、ごみ袋をご主人がうっかりリビングに出しっぱなしにしてしまい、帰宅すると家中ゴミだらけ・・・ ということもありました。

ぷりんちゃんは神経質な面があり、自宅以外の所では吉村さんと一緒でも眠れなくなってしまいます。  初めて ぷりんちゃんを奥様のご実家(おとなしい犬2匹がいる)に預けた時はまだ子供だったので何事もなかったのですが、 次の年に預けた時、ヒマさえあれば玄関にへばりつき、外に出ないように警戒していたにもかかわらず、ちょっとドアを開けようとした瞬間脱走してしまい、全速力で走って行ってしまいました!

お母様が青くなって追いかけても当然追いつけず。。。。 周りの人から、「あっちに走って行きましたよ」 と教えられつつ探してもどこにも見当たりません。  「車にひかれてしまったらどうしよう」 と落ち込むお母様が帰宅すると、玄関の前に ぷりんちゃんがちょこんと座っていたそうです。

ご実家の前には車通りの激しい通りがあるので、吉村さんも話を聞いた時はゾッとしたそうです・・・。  それ以来、お母様に、「もう怖いから預かれない~!」 と言われてしまい、翌年はいつも行きなれていて店員さんとも仲良しのペットショップ(ぷりんちゃんとまろんちゃんを購入したところ)に預かってもらいました。

すると帰宅後の夜から、ぷりんちゃんも、まろんちゃんも胃液?だかよくわからないものをずっと吐き続け、 夜通し様子を見て次の日病院へ。 注射とお薬で まろんちゃんはすぐに良くなったのですが、ぷりんちゃんは なかなか治らず、完治までに1週間ちょっともかかってしまいました。。。

そして次の年からはキャットワンをご利用いただき、「安心して旅行に行けるようになりました♪」 とおっしゃって頂いてます♪

そんなふたりに、奥様がいままでで一番、「生きた心地がしなかった・・・」 とおっしゃる出来事がありました。  まろんちゃんを迎えたばかりのペット可マンションは1階で小さいお庭がついていました。

出てしまいそうなところはすべて柵で塞ぎ、ぷりんちゃんと まろんちゃんを自由に遊ばせている間にお風呂のお掃除をしていた奥様。 お掃除が終わりお庭に行ってみると・・・、2匹とも姿が見えない!・・・。

名前を何度か呼んでみるとなんと、まろんちゃんが柵の外からお尻としっぽをプリプリしながらこっちを 見つめています!!!!

「何で外に出てるの!!?」 と驚愕し、玄関から回り込んでいる間どこかに行ってしまうのが怖かったので、 柵から腕を出し、首根っこをつかんで持ち上げなんとかお部屋に入れました。 しかし、ぷりんちゃんがいません・・・・。  何度も名前を呼びましたが姿が見えず、家を飛び出してあっちこっちを探しましたが、近くにいる気配もありません。

「大きい道路まで行ってしまっていないか・・・・誰かに連れ去られたかも・・・」  と半分パニックになり号泣しながら旦那様に電話しますが、そんな奥様にビックリしながらもイマイチ状況が掴めない旦那様です。  それでも構わず、奥様は大泣きしながら必死に説明します。

すると・・・、庭のつつじの植え込みの陰から、ぷりんちゃんがキョトンとした顔で取り乱した奥様を不思議そうに首をかしげながら見つめていました!

その場で脱力し ぷりんちゃんを抱きしめながら号泣する奥様に ぷりんちゃんも「???」といった感じだったそうです。  どうやら植え込みを伝ってお隣のお隣くらいまで探検していたようです。

とにかくふたりとも無事で何よりでしたが、それ以来、「絶対に外で目を離さないようにすることにしています( ̄∇ ̄;)」 と 反省(?)する奥様です。

シッターサービスをご依頼の際、私たちがお世話に伺うと、まずは、ワンワンと元気に吠えてお出迎えをしてくれる ぷりんちゃんと まろんちゃん。 ハウスから勢い良く飛び出だすと、ゴローンと横になりお腹を見せて甘えてくれます☆

ぷりんちゃんは、まろんちゃんをなでると必ず間に入ってきて、「私もなでて!」 とアピールします!

friend111a

「待ってたのよ~!」

 

ふたりともオモチャで遊ぶのも大好きで、投げるとうれしそうにくわえて走り回ります♪

friend111b

「オモチャ最高! もっと投げて~♪」

 

そんな様子で終始楽しく、そして、たくさん甘えてくれながら、仲良くお留守番している ぶりんちゃんと まろんちゃんです!

friend111c

「私たち、お留守番にも慣れたわよ!」

 

普段からとても甘えん坊さんのふたり。 物覚えが良く頭も良い、ビー玉のようなクリクリ目が可愛らしい ぷりんちゃん。  そして、食いしん坊で油断はできませんが、全く持って無防備な姿が非常に愛らしい まろんちゃん。  そんなふたりの存在が楽しい生活により一層の輪をかけ、毎日幸せ一杯の吉村家です♪