2001年12月号は
さくらちゃん・うづらたまごちゃん・たまごちゃん
そら君・ひでよし君をご紹介です♪
friend63
みんなそれぞれ個性的!!山根さん宅はいつも楽しく賑やかです♪

山根さんの奥様が結婚前から飼っていたのが、真っ白でオッドアイの“先代たまごちゃん”。 体が弱かった子猫時代から奥様が母親替わりになって育ててきたそうです。

そんな”たまごちゃん”の友達にとインターネットの里親募集ページを 通してやってきたのが”さくらちゃん”。 ボンベイのお父さんと雑種の黒猫のお母さんとの間に生まれ、なかなかのお嬢様猫です。それは、母になった今でも変わりません。

でも、”さくらちゃん”がやって来てはじめての夏の終り、体の弱かった先代の”たまごちゃん”は1年8ヶ月の短い生涯を 終えてしまいました。

出来たばかりの友達をなくした”さくらちゃん”、そして、大事な家族を失った 山根さんご夫妻の心を癒してくれたのは、その年の秋にやってきた、”ひでよし君”でした。臆病でいつも不安そうな子猫だったそうです。でも、「元気に育って天下を取るように」と名付けた名前に恥じない優しく大きなお父さんになりました。

そんな”さくらちゃん”と”ひでよし君”との間に生まれたのが、通称”うづらちゃん”、本名”うづらたまごちゃん”。先代の”たまごちゃん”の名前をもらった甘えん坊さん。とっても臆病で来客があると一切姿を見せず、3日通ってやっと後姿を見られるかも、という「幻の猫(!?)」です。

にぎやかになった山根さん宅。でも”先代のたまごちゃん”を失った悲しみはなかなか消えませんでした。そんな”先代たまごちゃん”の2度目の命日の前日、山根さん宅の駐車場に真っ白な子猫が現れました。

奥様が呼ぶとまっすぐに駆けてきたその子は、”先代のたまごちゃん”にそっくりなオッドアイでした。 その日から新しい「たまご」ちゃんが家族の一員となったのです。

そして一番新しい家族が”そら君”。お友達の飼っていたアメショー夫婦から生まれた最後の子で、一番“ほんわか”した子を譲り受けたそうです。でも!“ほんわか”していたのはその時だけ。人間大好き!走る!飛ぶ!食べる!寝る!と 大忙しのやんちゃな子に育ちました。

そんな賑やかな山根さん宅へお世話に伺うと、玄関へ走ってやって来てお出迎えしてくれる、”ひでよし君”と”そら君”。 遅れておっとりと”さくらちゃん”もやってきます。 ちょっと離れたところから見ているのは、”たまごちゃん”です。

そして!ず―っと“幻”だった”うづらちゃん”も 最近やっと姿を見せてくれるようになりました。

5匹の猫ちゃんとの生活は、色々と大変だけれど、何をさておいても元気で長生きして欲しいというのが山根さんご夫妻の心からの願いです。