2014年4月号は
ニルスくん・リランくん・ショコラちゃん・エボンくん・マルスくん・ノーリスくん・セルムくん・蘭丸くんをご紹介です♪
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猫種も色々☆ 猫好きにはたまらない吉塚さん宅の大家族です☆

◆「キャットワン仲間」 記念すべき200回目の今月は、吉塚さんご本人に猫ちゃんたちのお話をしていただきました♪

前回、「キャットワン仲間」 に出させていただいたのは2005年9月のことでした。

それから早8年と半年が経ち、その当時とはずいぶん家族構成が変わってきました。 当時は7歳2匹、5歳の男の子1匹、4歳の女の子1匹でした。

しばらく子猫から遠ざかっていたので、何となく、「もう1匹欲しいな」 と思うようになりました。

その当時の我が家の猫たちのラインナップは茶色系だったので、違った色の猫、青い猫を探し始めました。 ロシアンブルーだとメジャー過ぎるので、ちょっとめずらしいコラットかシャルトリューを候補にしました。

やっと見つけたシャルトリューのブリーダーさんから譲り受け、2006年6月に上田から我が家に来たのがMars(マルス)です。

ブルーのシルクのような手触りの被毛と丸い頭に小さい耳、ゴールドの目がものすごく魅力的です。 おっとりとじゃれる姿の愛らしさに私も主人もいちころです。

無口であまり自己主張をしない手のかからない子でしたが、食い意地だけは人一倍で、あっという間に太ってしまい、現在は7Kg(一時期8.5Kgありました)の大デブです。 大きなお腹のせいで自分ではお尻が舐められません(泣)

たまに大きなお腹をゆすりながら走り回ることがありますが、走るというよりはウサギのようにピョンピョン飛び跳ねるといった感じです。 しかもドタドタと猫に非ざる足音を立てます。

太っているうえにドン臭いので棚に飛び乗れず、ずり落ちることがたびたびで、最近は上に上がりたいときは私の背中を台にすることを覚えました。 重いです(泣)

歳がちょっと離れていたせいでしょうか、大人猫たちはMarsの遊び相手になってくれず、Marsはいつも一人遊びをしていました。 そこで遊び相手を迎えようかということになりました。

すでに5匹、ちょっと躊躇しましたが5匹も6匹も変わりないだろうということで迎えたのがEbon(エボン)です。 Ebonは国立の猫の保護団体から引き取りました。 MarsはEbonが来て大喜びしました。

Ebonは全身真っ黒な被毛ですが、脇の下と下っ腹のパンツみたいな白い毛がチャームポイントです。

来た当初は、「ギャーオ、ギャーオ」 とひどい鳴き声で、名前を、「ギャオス」 にしようかと主人と冗談を言っていたくらいです。

今でこそ少しはましになりましたが、それでも、「ニャー」 とかわいい声では鳴けません。

お尻をポンポン叩かれるのが好きで、私の顔を見ては、「ンギャー(叩け)」 と要求してきます。 叩いてやるまであきらめないし、無視すると嫌がらせのおしっこをするので困りものです。

体長が短くて頭が大きく毛足がちょっと長いので、全体が丸まっちくて熊みたいでかわいいです。 私の膝の上が大好きで、すっぽり収まって降りようとしないので足がしびれて困ることしばしば。

2008年11月に長男のノルウェージャン(ライナス 当時10歳)が鼻腔内リンパ腫でこの世を去りました。

しばらく5匹のままでしたが、やはりもう一度ノルウェージャンと暮らしたいと思う気持ちが強くなってきました。

そこで2010年4月新城から迎えたのがNordlys(ノーリス)です。 ものすごくハンサムで、体も大きく被毛もふさふさで立派な甘ったれのかわいい子でした。

譲ってくれたブリーダーさんが外国のブリーダーさんに自慢するほどの子でしたが、美人薄命というのでしょうか2歳にならずに虹の橋を渡っていきました。

「どうしてももう一度ノルウェージャンと暮らしたい」 気持ちが抑えきれずにNordlysを譲って頂いたブリーダーさんに連絡を取りました。

2012年6月に蘭丸、7月にSelm(セルム)を迎えました。 この2匹はお父さんが一緒の異母兄弟です。

大人猫たちはたぶん蘭丸の相手をしてくれないだろうと思ったので、今回は初めから2匹でと計画しました。 2匹は日々追いかけっことプロレスに勤しんでいます。

体が小さいうちはそうでもなかったのですが、6Kgを超えた今では2匹が大暴れをするとあらゆるものが弾き飛ばされ、まるで台風が去ったあとのようです。 シッターさんの報告書には、「夜な夜な大運動会が繰り広げられていたようです」 とのコメントをいただきました。

この2匹すごく仲が良くて、狭いニャンモックに2匹してみっちり入っていたりしてかわいいです。 また共に大変なワルです。 2匹しておじさん・おばさんたちを追いかけまわしたり、食べ物を横取りしたり…。 私が何か作業をしていると、必ず邪魔をしに来ます。

小さい時は、「 チビーズ 」 と呼んでいましたが、

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「ボクたち、チビーズ!! よろしくニャ♪」

 

いつの頃からか、「 ワルーズ 」 に改変されました。

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「最近、“ワルーズ” に改名されましたニャ☆」

 

でも糖尿病の長老(15歳)にはちょっかいを出さないので助かっています。 猫なりに一目置いているんでしょうか。

2匹とも甘ったれなのですが、甘え方がそれぞれで違います。 蘭丸は、「ンキャ!」 と私を呼び、構ってとアピールします。 Selmはずーっと足元にくっついて、私のことを見上げています。 目が合うだけでゴロゴロ喉を鳴らします。

冬はリビングのホットカーペットは大人気で、男子全員で集合していることもしばしばで、この時ばかりは仲の悪い者どおしがお尻くっつけて寝ていたりするので笑ってしまいます。

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「ぽかぽかだニャ~♪」

 

冬の夜、男子たちは私のベッドに集合し、私のことをアンカ代わりにしています。 ホットカーペットはつけたままなのですが…(なぜそっちに行かない)。

夜中に暑くて&重くて目が覚めると、6匹全員いることもあります。枕元に1匹、両脇に1匹ずつ、足の間に2匹、足元に1匹…。 唯一の女の子は主人の布団の中で寝ています。

猫たちは完全室内飼いでベランダに出すこともないので脱走や落下などの大きな事件は起きず、キャットタワーに乗りはぐって落っこちた、走って角を曲がろうとして滑って転んだなどの些細な(笑えるくらいの)出来事があるくらいで平穏な日々を過ごしています。

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ここまでが吉塚さんによる、みんなのご紹介でした☆ そして…

私たちがお世話に伺うと、みんな交代で玄関までご挨拶に来てくれます!

虹の橋を渡って行ったライナスくんは、最後までとってもお利口さんでとても優しいみんなのお兄ちゃん。 何処となくキャットワン猫軍団のよつばくんに似ているその姿からもスタッフみんなに大人気でした!

ライナスくんが天国へ旅立った後、すっかり長男らしくなったニルスくんは穏やかなマイペースさん♪  若い子達にも慕われているのか、お世話中もケンカをしている姿は見たことがありません。

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(二)「おもちゃの遊び方を教えてあげるニャ♪」
(蘭)「お兄ちゃんかっこいいニャ♪」

 

10才を過ぎても甘えん坊さんなリランくんはいつも1番にご挨拶をしてくれます!

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「お姉さん! 遊んでニャ~♪」

 

以前は新人(猫?)の教育係の様にお世話中もやんちゃな弟達を叱って(?)おりましたが、最近の若い子達にはタジタジの様です…

以前は怖がりさんだったショコラちゃんも、今ではすっかり慣れてお出迎えもごはんのおねだりもしてくれます☆ 洗面所はお気に入りの甘えん坊スペースで、ここで撫で始めると、「もっともっと」 とおねだりがエンドレスに…

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「もっと撫で撫でしてニャ~♪」

 

マルスくんも初めのうちは怖がりさんで棚の上でジーッとしておりました。 それが、いつしか降りてきてごはんのおねだりをしてくれるようになり、今では1番の甘えん坊さんです☆

おやつのササミも、「 食べさせて♪ 」 とおねだりをする程。

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(マ)「食べさせてもらうササミは格別だニャ☆」
(セ)「マルス兄ちゃんまた食べてる…」

 

報告書を書いている間はずっと側でゴロンとなって、「なでて~、かまって~♪」 と甘えてくれます!

そんなマルスくんととっても仲良しなエボンくん☆ 人見知りをすくことなく、初めて会うスタッフにも嬉しそうにご挨拶をしてくれます。

大好きなおやつのササミのおねだりも一生懸命! ぺろりと食べて他の子の分も狙います。

マルスくんと2人で追いかけっこをしたり、同じおもちゃで遊んだり、お兄ちゃんお姉ちゃんにちょっかいを出して怒られたり…

それでも、最近はパワフルな若い2人に押されてしまい、お世話中もすっかりおとなしくなってしまいました。

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「若い子たちにはもうついていけないニャ…」

 

ノーリスくんはライナスくんを彷彿とさせる程おっとりとしたお利口さんでした。

初めのうちは緊張気味でしたがお世話に伺うにつれ元気に走り回って遊ぶようになり、お兄ちゃんたちとも仲良くしておりました。

大きくなるにつれキレイなお顔と立派な毛ぶきがかっこいい男の子になってゆきました。 突然のお別れにはスタッフも皆ショックを受けました。

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「今は天国でのんびりしてるニャ」

 

そして現在一番若い2人組の蘭丸くんとセルムくんの仲良し兄弟。 「ワル―ズ」 の異名もまさしくといったやんちゃぶりです!

怖がりさんの蘭丸くんはお世話に伺うと姿が見えないことも多く、探すと壁と扉の間のせまい隙間に緊張したお顔で挟まっている事も…

それでもいつものスタッフだと分かるとすぐに出てきてくれ、可愛くササミのおねだりをしてくれます♪

小さい頃は短かった毛も今年の冬は大分立派になり、可愛いお顔で見つめて甘えてくれる姿がとっても可愛らしいです☆

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「ボクたちもう立派な大人だニャ☆」
「でもまだ、“ワルーズ” はやめられないニャ!!」

 

好奇心旺盛のセルムくんは同じく人見知りではありますが、興味深々と言った様子でそろそろ~っと近づいてきてくれます。

伺ってしばらくすると本領発揮!とばかりに蘭丸くんを誘ってお兄ちゃんやお姉ちゃんに突撃!! 最近ではお世話中に誰かが怒っている声が聞こえて駆けつけると、大抵そこにはセルムくんの姿が…

怒られても全くめげる様子のないやんちゃな蘭丸くんとセルムくんです☆

時折ケンカをしながらも元気いっぱいにお留守番をしてくれ、あっちへ行けば誰かが甘えてくれ、こっちへ行けば他の子がごはんやお遊びのおねだり…と、とっても賑やかで楽しい吉塚さん宅です☆